夜の工場

また入院することになった。
入院すると出かけにくくなるので、今のうちに出かけようと連れあいが言う。
私も入院すれば出かけられなくなると思うので、
連れあいと一緒に出かけることにした。
しかし時期がお盆なので、道路は混雑していた。
富士山を撮りたかったが、断念して連れ合いの実家近くの工場群を見に行くことにした。
他の人の工場の写真が印象に残っていたからだ。
夜の工場は何となく不気味な感じがした。
そんな感じが出るように撮れたら良いなと思いながら出かける

地図では良さそうな場所だったので、ナビに入れて出かけた。
そこは工場内の敷地だったらしい。
守衛さんに聞いたら入れないとのこと。
その変わりよく見えるところを教えてくれた。
田舎の人は親切だなあと、連れあいと話しながら場所を探す。
岸壁について、写真を撮る用意をする。
そこは釣り人もおり、何がつれるのか聞いてみた。
確かに魚の名前を聞いたのだが、今これを書いている時点で忘れてしまっていた。
たいした記憶力だ。
しかし、ここで釣った魚を食べるんだろうか?
なにしろ、工場群のすぐそばで、しかも変な匂いがする。
化学工場があるからかな?

この岸壁で少し撮った後、帰りがてら良いところがあれば撮ろうと思っていた。
ちょうどライトがたくさん点いた工場があったので、門から写真を撮った。
1枚撮ったらどこからとも無く声が…・。
「いい写真撮れましたか?」
「そこに車をおかれると困るので、速やかに移動して下さい」
門に取り付けられたスピーカーからだった。
この暗いのに、奥にある守衛さんには丸見えのようだった。
「ここから写真を撮ってもいいですか?」
「ちょっと遠慮してもらいたいのだが…」
写真を撮る人に慣れているようだ。
仕方なしに別の場所で少し撮影し帰宅する。


新しい抗癌剤が認可されたらしい。
新しい薬を使用するときは、入院してしばらくは様子を見るらしい。
今回は肺に水がたまっているので、水を抜いてから化学療法を行う予定だ。
1回目は注射で水を抜いた。
これが結構痛い。
水を抜いた後は咳が収まった。
水がたまっていると、むせたようになって咳が出やすい。
しばらくするとまた咳が出るようになる。
担当医は、水をまず抜いてから化学療法を行うという。
今度は肺に管を刺したまま数日、自然に水が抜けるようにするということだ。

今、管を刺したままベッドでこの記事を書いている。
脇腹に管が刺さっているので、寝づらそうだ。


1 港公園から
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2 夕暮れの工場
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3 暮れた後の工場
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4 ライトで輝く工場
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麻酔が切れると結構痛いということが分かった。
そういえば、管を刺しているときに看護師さんが手をさしのべようとしていたなぁ。
遠慮しなければ良かったと後で思った。
何しろ私は遠慮深いので…。(ホントデスヨ)

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